お客様各位
【2月25日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=105円85銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:31,961(+424)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9286(+128)
②午後売: 9279.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.301(+0.1135)
④金:1796.4(-8)
※WTI原油先物
⑤原油:63.22(+1.55)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1030円
②ロンドン午後:1030円
③N.Y.:1050円
※ニューヨーク為替引値(円)
105.86-105.89
【2月24日:昨日の状況】
※国内銅建値1020円(2月24日より+80円)
《都市伝説》
※さて、銅建値が遂に1,000円を突破し、1,020円/kg
となりました。キロ1,000円を超えたのは、
史上三度目、過去最高は1,050円/kgです。
※昨日は、銅系の品物、銅・真鍮から、雑線に至る
まで、いくらになるんだ?
という価格問合せの日でした。
皆さま、過去参考になる情報が少なく戸惑い気味。
※さてそんな中、親しいお客様が「建値が120万円
(1,200円/kg)になると、10円玉を山行き故銅
として製錬所に持って行った方が得だ」とか言い出し
たので、少し考えてみました(←ヒマか? by角田
課長)。
※10円玉の主成分は95%が銅で残り5%が亜鉛と錫
だそうです(添付資料)。
もし10円1枚が10gだと、1g=1円なので1円X1,000g
で=1,000円/kgとなります。
※確かに銅建値1,200円だと、山行き故銅建値99%が
1,000円くらいになりそうで、銅建値、故銅建値が
更に上がり、
仮に
故銅建値1,000円 →歩留95%=959円
故銅建値1,100円 →歩留95%=1,055円
故銅建値1,200円 →歩留95%=1,152円
※おーツ。
10円玉100枚(1,000g)=1,000円の価値が、なんと
1,152円となり、キロ当たり152円儲かる。
※そうなったら銀行で10,000円を片っ端から両替
して、佐賀関に送りこめー!と思った、あなたは、
サイフを忘れたサザエさんくらい愉快です。
※大前提である10円玉1枚が、そもそも10gあり
ません。
※昨日、電話でこの話をきいたとき、1円玉1枚が1g
であることは有名なので、1円玉と10円玉の重さを
比べてみましたが、10円玉、まず1円玉の10倍は
ない。
※調べてみると10円玉は1枚4.5gなので、10÷4.5=
2.22222となり、10円玉の価値は1kg当たり2,222円
となります。
つまり皆さまお持ちの10円玉は、10円として
ノラクロガムでも買った方が、使い道として正しい。
おまけ:逆算すると、銅建値が2,500円(故銅建値
2,300円)くらいになったら日本中から10円玉がなく
なることになりますね。
https://www.nmm.jx-group.co.jp/copper/join/kidsnet/pikapika_10yen/
※雑線(湘南ヤード持込):【2月24日現在】
【1】ワイヤーハーネス:320円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):290円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):260円前後
【4】雑線B :170-220円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】